こんにちは。
タイトルの通り、本が苦手な理系の”はやぶさ”@Cpp_Learningです。
より正確には、冗長的な表現が苦手なんですよね。
仕事柄…というか大学生の頃から問題集や参考書は沢山読んで勉強してます!
参考書や問題集は文字だけじゃなくて、数式や図解があるので見てて飽きないし、頭がスッキリするので読んでて楽しいですよね(*・ω・)ノ♪
ただ、小説とかになると少し苦手意識がありますね…
「遠くに3000m級の山が見える」
と書けば済むのに…
「どんよりとした曇り空だ…まるで私の心を表しているようだ。ここは大都会”東京”…多くの高層ビルの森と人々の喜怒哀楽が混じり合うカオスな世界。しかし、そんな魔都にも一面開けた空間があり、そこからは遠くの山を望むことができる。美しい…気高く聳え立つ、その山は~」まだまだ続く…
うーん。読書という”のんびりとした時間”を楽しめば良いのに、つい以下のことを考えてしまう。
【読書中の”はやぶさ”の心理状態】
- 早く続きを教えて!
- 情景よりもストーリが気になる!
- 情報過多な表現にモヤモヤする!
など…自分は読書を楽しむ素質がないのかもしれない…
本記事では、こんな私でも夢中にさせてくれた本たちを紹介したいと思います。
ただ、本を紹介する前に少しだけ自己紹介をさせて下さい。
早く本の紹介を見せて!という人は目次から『”はやぶさ”オススメの本10選』に飛んでね!
Contents
謝辞と自己紹介
ブログを始めて、もうすぐ2ヵ月!本記事が20記事目になります。
節目ということで、本サイトの記事を読んで下さる読者様への謝辞と改めて自己紹介をしたいと思います。
謝辞
本サイトはやぶさの技術ノートの記事が少しづつ読まれるようになり、Twitterアカウント”はやぶさ”@Cpp_Learningのフォロワーさんも少しづつ増えています。
ありがとうございます!
『チュートリアル記事が多めの本サイトに遊びに来てくれる』ということは『一緒に勉強してくれる仲間が増えた』と考えています!嬉しい!!
少し大げさですが『日本の技術者教育を手伝いたい!』という、私の想いを具現化したのが本サイトになります(*・ω・)ノ♪
なので、勝手に『理系応援ブロガー』を名乗っています!笑
今後も一緒に勉強してくれる仲間が増えると嬉しいなぁ!
そのためには、良質な記事を頑張って書かないとねᕦ(ò_óˇ)ᕤ
以下のような読者様のコメントのおかげで、ブログ記事を書くためのモチベーションを維持できています。
【嬉しかったコメント】
- 記事が参考になりました!
- 勉強になりました!
- 分かりやすい説明!
- 丁寧な記事!
など
ありがとうございます!
これからも理系応援ブロガー”はやぶさ”@Cpp_Learningを応援して頂けると嬉しいです(*・ω・)ノ♪
自己紹介 -本棚の10冊で自分を表現する-
自己紹介については、本サイトのプロフィールに飛ぶと見ることができますが…
以前Twitterで「#本棚の10冊で自分を表現する」というのが流行りました。
ちょっと面白そうなので、自己紹介も兼ねてやってみました!
”はやぶさ”オススメの本10選
「#本棚の10冊で自分を表現する」で選ぶ本に制約はさそうですが、今回は参考書や問題集は無しにして、小説に限定したいと思います。
ただ、冒頭で書いた通り、あまり小説を読まないので…
本棚にあったギリギリ10冊の小説が、そのまま私を表現しており、かつ私を夢中にさせたオススメの本たち!ということにします。
お待たせしました!紹介文も添えて順番に紹介するよー(*・ω・)ノ♪
1.すべてがFになる
元名古屋大学助教授の森博嗣先生デビュー作!登場人物の多くが理系(学生・教授・社会人)で、コンピュータサイエンス等の専門的な会話が飛び交う小説。ジャンルは『理系ミステリー』で専門知識を生かしたトリックが面白い!無駄な言葉がなく、私でもサクサク読めた本当にオススメの本!全10巻の『S&Mシリーズ』は私が唯一完読した小説シリーズです!
2.モモ
ドイツの作家ミヒャエル・エンデ先生による児童文学作品。ジャンルは『王道ファンタジー』で児童文学ですが、個人的には「忙しい!時間がない!」と言っている大人にこそ読んでもらいたい作品。私はあまり読書しませんが、映画・漫画の特に『ファンタジー(SF含む)』が大好きで、多くの作品をチェックしています。しかし『モモ』を超える大作は数少ないと感じています。子供から大人までオススメの1冊です。
3.十二国記
小野不由美先生の小説シリーズで、まだ完結していません。ジャンルは中国風異世界を舞台にした『アジア系ファンタジー』で十二国の王(主人公)たちが「国を豊かにするにはどうすべきか?」を綴った建国物語!暴君は戦争で、名君は農業で、他国と共存するのか、対立するのか…など多様な考えを持つ王たちが民のために苦悩する。ファンタジーらしく幻獣なども登場する世界観と人間ドラマが魅力的な1冊です。
4.そして誰もいなくなった
ミステリーの女王アガサ・クリスティ先生の長編推理小説で、もちろんジャンルは『王道ミステリー』です。タイトルに偽りなし!本当に『そして誰もいなくなった』…でした!私が推理小説を読むときは、ついトリックを考えてしまうのですが、自分の推理が正しいと嬉しいけど、推理が外れたときの「騙された―!」という痛快な気分が本当に面白い!この本のトリックは本当に分からなかった…推理小説好きには最高の1冊だと思います。
5.ハリーポッター
J・K・ローリング先生による児童文学作品。ジャンルは『ファンタジー』でハリーポッターシリーズを始めて読んだときは、魔法学校”ホグワーツ”の学園生活の描写に心躍りました!しかし、途中から少年ジャンプのような超展開により、学園ものから魔法戦争ものに物語が変化します。魔法戦争も楽しいけど、個人的には魔法学校の学園物語が好きでした!児童文学作品なだけあって、とても読みやすく温かい気持ちになれる1冊でした。
(最終巻だけは買わずに映画を見て満足してしまった…)
6.燃えよ剣
日本人は天才のサクセスストーリーを好む傾向にある気がしています。天才の中でも特に日本人に愛されているのが坂本龍馬だと感じています。しかし、同じ幕末という激動の時代を組織で駆け抜けた新選組の方が個人的には好みです。『燃えよ剣』は司馬遼太郎先生の長編歴史小説で、新選組鬼の副長土方歳三の生涯を描いた作品です。歴史小説独特の言葉遣いで読むのに苦労しましたが、冗長的な表現はなく当時の様子をしっかり描画するための文章という印象をもっています。新選組に興味のある人にオススメの1冊です。
おまけ -座右の銘-
新選組 鉄の掟『局中法度書』第一条
一.士道に背きまじきこと
私の拡大解釈では『信念をもって生きろ』です。(私の座右の銘だったりします)
7.一瞬の風になれ
佐藤多佳子先生の長編小説。高校陸上部の青春ドラマを熱く描いた作品で、元陸上部の私が読んでも熱くなれました。『大会の緊張感・走っているときの心臓音・走るときの風になる感覚!』これらを忠実に言語化した素晴らしい作品。サッカーや野球に比べると陸上は地味なスポーツですが、この小説を読めば陸上の虜になっちゃうかも!元陸上部オススメのスポーツ小説はこの1冊です。
8.4TEEN
石田衣良先生による青春小説。東京湾の月島に住む14歳の少年たちが、泣いて・笑って・ケンカして・仲直りして・恋をして…を繰り返しながら大人に成長する様子をリアルに描いた作品。私も14歳のときに本作を読み、都会の中学生は違うなぁ!とか都会の中学生でも同じじゃん!など登場人物にすごく感情移入できた作品。大人になった今読んだら、また違う気持ちになれるのかな?読む世代によって感想が変わりそうですが、面白い1冊ですよ。
9.容疑者xの献身
東野圭吾の推理小説。ガリレオシリーズ第3弾で福山雅治ドラマ『ガリレオ』の劇場版にもなった作品。天才物理学者の湯川学 助教授が持ち前の頭脳を駆使して、論理的に難解な事件を解決していく姿がカッコイイ!理系じゃなくても楽しめますが、物理が好きな人には特にオススメの1冊です。
(上記作品以外のガリレオシリーズはドラマ・映画で満足してしまった…)
10.しゃばけ
私…ホラーが苦手なんです……。夏の怪談話も苦手で幽霊とかポルタ―ガイストとか本当にコワイ( ;∀;)でも日本の妖怪は大丈夫!日本の妖怪ってなんか愛嬌ありますよね!畠中恵のファンタジー時代小説『しゃばけ』は可愛らしい妖怪が多く登場するコミカルな作品。一応、謎解きもあるけど、妖怪が絡むので考えてもトリックは解けない(笑) ホラーが苦手な人でも、この本なら大丈夫!今までに読んだことのないジャンルを読みたい人にはオススメの1冊です。
(シリーズ化してるけど、上記作品しか読んだことない…)
まとめ
紹介した10冊で本当に自分を表現できてるかな?
分析してみるか!例えば、ジャンルは…やっぱり分析はやめておこう!
この10冊を見て『”はやぶさ”がどんな人物なのか?』を想像する楽しみは読者に委ねようと思います!笑
- あなたの好きな本はありましたか?
- 読んでみたい本はありましたか?
読書すると面白い発見があり、仕事や勉強のヒントが得られるかもしれませんよ!
なんてことを思いながら、本記事を書きました。
(おしまい)