こんにちは。現役エンジニアの”はやぶさ”@Cpp_Learningです。
社内のAI人材教育に教える立場で参加しており、プライベートでも本ブログ「はやぶさの技術ノート」での機械学習チュートリアルを公開しています。
縁あってキカガクの「ディープラーニングハンズオンセミナー」を受講しました。講義内容がとてもよかったので体験記を交えながら、自走できるAI人材を教育するために検討すべきことについて紹介します。
Contents
キカガクのAIセミナー体験記
国を代表する大企業「富士フイルム」や「NTTデータ」が受講しているAI人材教育会社キカガク。
機械学習を活用している私自身がキカガクのセミナーを受講し、とてもいいと感じました。自身が受講したセミナー体験記を紹介します。
コンセプト -自走できるAI人材育成-
キカガクのコンセプトは「自走できるAI人材育成」です。
そのため、受講して終わりではなく、受講後も継続してAIを勉強したくなるような講義になっています。
- AIでどんなことができるの?
- どうやって勉強するの?
- どのプログラミング言語やライブラリを使えばいいの?
上記のような疑問を持ち、何から手を付けていいか分からない初心者の背中を優しく押してくれるカリキュラムになっています。
セミナーの雰囲気 -有料だからこそのメリット-
無料ではなく有料だからこそよかった点として、「お金を払う以上、無駄にはできない。何かを得なければ」という強い心理が働きます。
コストに見合う責任が生まれ、講師も受講者も真剣になり、活発な意見交換や質疑応答が生まれていると感じました。
また自薦・他薦を問わず、高いお金を払う受講者たちは意識が高く、いい意味で”ピリッと”した雰囲気のセミナーでした。
- コストに見合う責任感が発生
- 活発な意見交換や質疑応答
- 周りの受講者の意識が高い
高品質な講義資料と手書き説明
セミナーで使用する資料(オンラインテキスト)の品質がとても高く、受講者に配布されるパスワードがあれば閲覧し放題。受講後の復習が捗りました。
またキカガクのお家芸「手書き説明」は、オンラインセミナーでも健在です。
- 品質の高い資料
- わかりやすい手書き説明
満足度が高いのも納得でした。
講義中のサポートが充実
私が受講したのは「ディープラーニングハンズオンセミナー」です。講義中にAIプログラミングしながらAIについて学ぶスタイルでした。
もちろんエラーが出る受講者や、講師とは異なる出力結果になる受講者もいました。しかし「上手くできません。分かりません。」と言えば、講師かサポーターの方が優しく教えてくれるので、安心してください。
講義を中断させてしまうかも…と不安にならず、わからないことがあれば遠慮なく発言することが大切。
私が受講したときも受講者からの多くの質問やトラブルに対応しつつ、上手に時間調整しながら講義を進めており、講義全体が遅れることはありませんでした。
キカガクのセミナーや研修の受講が不要な人
すでに実務で機械学習をメインに活用している人には、キカガクのセミナーや研修は不要です。
実務でバリバリ機械学習を活用しているエンジニアは、すでに自走できるAI人材。
キカガクのセミナーや研修は機械学習の実務経験が少ない初心者向けの内容ですので、無理に受講する必要はありません。
AI人材育成に検討すべきこと
AI人材教育やDX推進で苦労している場合、有料のAIセミナーや研修を受講・推奨するという案を持っておくといいです。
機械学習では多くの無料教材を勉強することは難しい
機械学習では、自分にあった勉強方法や教材を早い段階で見つけることが重要です。
近年のAIブームにより、無料で学べるオンライン書籍や動画などが続々と登場しています。なかには大学の講義資料も無料公開していることも。
私のお気に入りは、AI For Everyone (すべての人のためのAIリテラシー講座)。すべての人にオススメな無料講座です。
他にも無料で学べる多くのAI教材がありますが、時間の制約からそれらの教材すべてに目を通すのは困難です。
有料セミナーの方が低コストになる理由
無料で学べるAI教材が数多く存在しますが、その中から自分に合うものを取捨選択することはとっても困難。もしAI関連の専門家やエンジニアがいるなら、オススメの教材を教えてもうのがいいでしょう。
しかし、「社内にAIの専門家はいないけど、社内のAI人材教育を推進したい」場合は有料セミナーがオススメ。
- 教材探しの時間
- わからない内容に悩む時間
以上を考慮すると有料セミナーを受講した方が、”低コスト”になるはずです。
AI知識がゼロの状態でインターネットの海に存在する有料級の無料教材を探すには教材探しの工数はバカにならないうえ、いい教材かどうか判断できません。
無料教材ではわからないことも自力で調べなければいけないため、必然的にスローペースでの学習になり習得期間は長くなります。
有料の方が上司を説得しやすい
無料のオンラインセミナーにも有料級のものは存在しますが、「無料だと信用できない」という社内の意見を無視できないケースがあります。無料のへっぽこセミナーであっても勤務時間中に受講させれば通常業務の工数は削られ、社員への給料が発生するからです。
また餅は餅屋みたいに、「AI人材育成には教育のエキスパートを」とか、実績や受講者の満足度が大事という「数字ファースト」の考え方もあります。
機械学習の有料講座はキカガクがおすすめ
キカガクのAI人材育成長期コースは経済産業省から「第四次産業革命スキル習得講座」に認定されており、受講者・受講者の企業は厚生労働省の「教育訓練支援給付金」を利用できるため最大70%OFFの価格で学べます。
もしAI人材教育に力を入れたいのであれば、給付金対象であるキカガクのAI人材育成長期コースがオススメです。
キカガクのセミナー体験記を交えながら「自走できるAI人材を教育するために検討すべきこと」について紹介しました。
本記事がAI人材教育やDX推進で苦労している人たちの参考になれば嬉しいです。
AI人材育成長期コースの詳細
コース名 | AI人材育成長期コース |
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価格(税込み) | 792,000円 → 237,600円(給付金活用) |
事前知識 | 必要なし |
使用環境 | Google Colaboratory macOS / Windows を搭載したパソコン |
講座数 | 45 |
受講時間 | 80時間 |
サポート | チャット質問し放題 |
その他 | 日本ディープラーニング協会(JDLA)が提供するエンジニア向け「E資格」の認定講座。専門的な技術として実用性が証明されています。 |